2009年1月28日水曜日

卒論口述

・・・が終わった。ここ少しの間、卒論を提出した学生の口述試験のパワポ作成と練習につきあっていたのだが、今日みんな無事に発表が終わっただけでなく、その内容もすばらしかったので本当によかった。ポジションの名目上、オフィシャルに卒論指導をすることはできないのだけど、今年卒業する学年の学生を昨年から指導するチャンスを得て、実質初めて学生を送り出すことになるので、感慨深い。

2009年1月26日月曜日

あとがき

編訳書のあとがきに苦しんでいる。自分の能力を超えたエレガントなものを書こうとして、全く進まない。一番ダメなパターンである。しかもタイムプレッシャーにやられている。
(追記)2000字程度の短いものだったにもかかわらず、結局、明け方までかかってしまった。でも良いものが書けず、全くもってダメージの大きい月曜日となってしまった。そしてそういうときに限って修羅場の1週間だったりする。

2009年1月12日月曜日

修論提出

先週末、間山さんが修論を提出しました。おめでとう!
私はそのチェックをしつつ、1つ論文を送り出し(うまくいくといいなあ)、下條氏の新刊をざっくり読みました。個人的には最初と最後はおもしろかったけど、途中、中だるみというか冗長な印象を受けました。一般向けの新書だからしょうがないのかも。さて現実逃避をしている場合ではない・・・。

下條信輔「サブリミナル・インパクト」

2009年1月5日月曜日

新年

あけましておめでとうございます。今日から授業が始まり、すっかり通常モードになってしまいましたが、休み中はいろいろなことを忘れたふりをし、こんな本を読みました。今更かもしれませんが、竹中氏を見直すと同時にある理由からとても親近感を持ちました。本の内容とは少し脱線しますが、社会心理学をやっていながらも社会を変えたいという願望がなぜ自分には全くないのか、そのあたりのことを考えながら自分を振り返り、何を自分は知りたいのかという欲望の方向性を軌道修正していくのが今年のテーマなのかも。ただ何しろ漠然と思っているだけなので、何のことやらよくわかりませんが・・・。水村氏の本は、商売柄、その切実さを痛感しながら読了しました。

水村美苗「日本語が亡びるとき」
佐藤雅彦・竹中平蔵「経済ってそういうことだったのか会議」